徳川家康〈5 うず潮の巻〉 (山岡荘八歴史文庫)
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徳川家康〈5 うず潮の巻〉 (山岡荘八歴史文庫)
山岡 荘八

定価: ¥ 777
おすすめ度:
発売日: 1987-11
発売元: 講談社
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徳川家康〈5 うず潮の巻〉 (山岡荘八歴史文庫)
山岡 荘八

定価: ¥ 777
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発売日: 1987-11
発売元: 講談社
家康32歳
史実上の出来事は駆け足で進みます。姉川の戦い、三方原の戦い、武田信玄の陣没(この小説では、家康の家来に狙撃されたという説を採用しています)などなど。相変わらず、戦になると敵の家臣も味方の家臣もバタバタ死んでいきます。
それと同時並行して、本巻では、家康の妻である築山御前の裏切りが進められていきます。山岡荘八の描く「女」は、聖母的存在から蒙昧、勝ち気、純情・・・実に多様です。この小説が面白いのは、家康だけでなくその周りの脇役達が自分たちなりに「闘っている」からだと思います。そういった活き活きとしたキャラクター達が「家康」を浮き彫りにしています。
家康のクライシスコントロール
人間、窮地に追い込まれたときこそ、本性がかいまみえるという。
第五巻において家康はまさに人生の大窮地におちいる。
1つは三方ヶ原における武田信玄への敗戦であり、
もう1つは家臣大賀弥四郎の謀反のたくらみである。
この二つの窮地を家康は辛くも切り抜けるのだが、
それがずしも家康自身の努力によるわけでもないのが面白い。
武田信玄は銃撃に無念の最期をとげ、
大賀弥四郎もまた・・・・。
運も実力のうちなのであろうか。
家康の若き日のこの危機体験が彼の人生観に
多大な影響を与えているような気がする。
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